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建機カタログの用語

2017年9月15日

ご存知ですか?建機カタログの用語
【スキッドステアローダ/コンパクトトラックローダ 機能編】

その場旋回などの小回りがきくため狭い現場で使え、またアタッチメント交換により、農業、畜産業、林業、除雪など幅広い用途で使えるスキッドステアローダ/コンパクトトラックローダ。

購入を検討する際、どんな機能があるのか検討しようとカタログを見ても、専門用語が多いため分かりにくい、という人も多いのではないでしょうか。

スキッドステアローダ/コンパクトトラックローダを選ぶうえで、知っておきたい機能・用語をご紹介します。「その作業、建機に任せて時短できます!」「建機カタログの用語【基本編】」などと併せて、参考にしてください。

スキッドステアローダとコンパクトトラックローダの違いと特長

スキットステアローダとコンパクトトラックローダの写真

タイヤタイプのスキッドステアローダ

左右タイヤの回転差を利用した「スキッドステアリング」というその場で旋回可能な機能を持つローダです。

建築、道路、農業、畜産、林業、造園、除雪など幅広い現場や用途で活躍します。舗装路や工場・プラント内など、スピーディさや機動性(移動距離)が求められる現場で力を発揮する「4輪駆動」のタイヤタイプのローダです。

クローラタイプのコンパクトトラックローダ

タイヤではなくゴムクローラで走行し、ぬかるみや凸凹などの悪条件のなかでも抜群の走破性を持つのがコンパクトトラックローダです。

スキッドステアローダと同様、その場で旋回可能な高い小回り性を持っています。圃場やぬかるみ、急坂など、タフな地形にも対応する三角形の足回り「高位置スプロケットデザイン」の本格ベルトトラックローダです。

車検仕様も選択可能

スキッドステアローダ/コンパクトトラックローダは大特(大型特殊自動車)および小特(小型特殊自動車)、双方の仕様がラインナップされた、車検対応の建機です。

そのため公道での作業や現場間移動が可能で、作業時間や搬送コストを低減できるほか、公道での除雪にも利用できます。

安全に関する機能

ROPS(ロップス)/FOPS(フォップス)キャブ/キャノピ

オペレータ席が箱型で密閉されているのが「キャブ」で、天井とそれを支える柱のみの場合は「キャノピ(オープンキャブ)」と呼びます。

スキッドステアローダ/コンパクトトラックローダでは標準がキャノピで、オプションでキャブを選択可能です。

またROPS/FOPSとは、ISO(国際標準化機構)およびSAE(米国自動車技術会)で定められた規格で、ROPS( Rollover Protective Structure)は「転倒時運転者保護構造」、FOPS(Falling Object Protective Structure)は「落下物保護構造」のキャブ・キャノピのことです。

これらの規格を満たすことで、安全なオペレータ環境をもたらしており、FOPSは労働安全衛生法によるヘッドガードの機能も満たしています。

シートセンサー

座っていないとエンジンが始動しません。また、エンジンをかけたままシートを離れた際にも作業機等が誤作動しない機能で、機械から離れていても安心です。

操作に関する機能

STIC(Steering and Transmission Integrated Control)

1本の操作レバーで前後進、左右のステアリング操作を可能にした、コントロール式パワーシフトです。

ステアリング操作はレバーを軽く左右に動かすだけ、前後進切り替えは指でボタンを操作するだけと容易で、スムーズで早い作業サイクルを実現し、オペレータの疲労を軽減します。

作業機(リフトアーム)

スキットステアローダとミニホイールローダ高さ比較の写真

スキッドステアローダ/コンパクトトラックローダの作業機(リフトアーム)は、どちらも天井の低い現場やガレージなどに対応したものとなっています。

しかし、車高が低くコンパクトでもホイールローダより長いリーチで、トラックの荷台への積込など高い位置での作業に抜群の性能を発揮します。

水平維持機能(インテリジェントレベリング)

作業機を上下したときに、自動的に荷の水平を維持したり、作業機を停止する直前に下降動作を減速し衝撃を自動的に和らげる機能です。荷こぼれを防ぎます。

ハイフロー油圧システム

力強い作業が要求されるアタッチメントを使用する際にあると良い機能です。高い油圧でよりパワーの必要な作業が可能となります。

クイックカプラ

バケットやフォークなどさまざまなアタッチメントへの交換を、素早く容易に行えるシステム。

スキッドステアローダ/コンパクトトラックローダに標準装備されています。オプションの電気式クイックカプラを使用すればより簡単にアタッチメントの交換が可能です。これにより、多様な作業をスピーディに行うことができます。

ライドコントロール

荷の重さや路面状況に応じた制御を行い、走行時の車体揺れを減少、乗り心地もアップさせたのがライドコントロールシステムです。

振動を吸収する能力と荷を保持する力を発揮し、荷を積んだ状態で走行する際(ロード&キャリー)はもちろん、荷を積んでいない際の自走時も快適な乗り心地です。

用語の意味を知って、用途に合った機種選びを!

カタログに書かれている用語は見慣れないという人も多いかもしれませんが、その意味が分かれば、機種を選定しやすくなるのではないでしょうか。

アタッチメントも豊富で多くの作業に大活躍のスキッドステアローダ/コンパクトトラックローダ、ぜひ用途に合った機種を選んでみてください。

狭い現場で抜群の使いやすさ小回りのきくコンパクトデザイン

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