Cat 建機 研究所

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建機カタログの用語

2017年10月 6日

ご存知ですか?
建機カタログの用語【ホイールローダ 機能編】

ホイールローダの購入やレンタルを検討しているけれど、カタログを見てもどの機種を選べばいいのか分からない、という人も多いのではないでしょうか。

カタログにはいろいろな機能や使いやすさについての情報が記載されていますが、専門用語が多く分かりにくいことも。ホイールローダを選ぶうえで、知っておきたい用語をご紹介します。

安全に関する機能

・油圧ロック(セーフティーロック)

安全のため油圧作動部分を確実にロックする機構のことを指します。作業中でも、オペレータがレバーやスイッチを入れることで、作業機を確実にロックし、誤動作を防止します。

・ROPS(ロップス)/FOPS(フォップス)キャブ

ISO(国際標準化機構)およびSAE(米国自動車技術会)で定められた規格で、ROPS(Rollover Protective Structure)は「転倒時運転者保護構造」、FOPS(Falling Object Protective Structure)は「落下物保護構造」のことです。

この規格を満たしたキャブは安全なオペレータ環境をもたらしており、FOPSは労働安全衛生法によるヘッドガードの機能も満たしています。

・ミラー&リアビューカメラ

安全作業に欠かせないミラー。キャブミラーや球面リアビューミラーなどで、後方視界をワイドにカバーします。また機種によってはリアビューカメラ・モニターが搭載されており、後退時の視界を確保します。

環境性能

・DPFシステム

DPFはディーゼル・パーティキュレート・フィルタ(diesel particulate filter)の略で、排気に含まれる軽油のすすを取り除くフィルターです。

すすが出やすい気圧の低い高地や、低温など厳しい条件下でも排出ガス浄化が可能です。

・低騒音(超低騒音)

国土交通省では、騒音対策として騒音が相当程度軽減された建設機械を低騒音型建設機械(超低騒音型建設機械)として指定しています。現在の建設機械は環境対策が重視され、稼働中の騒音レベル低下で周辺環境への影響が少ないほか、アイドル時のエンジン回転を下げ排出ガス抑制や燃費低減効果もあります。

操作に関する機能

・作業機レバー(操作レバー)

バケットやリフトアームなど、実際に作業する箇所を操作するためのレバーです。車体の大きさによって、レバーが1本のものと2本のものに分かれます。

・1本レバー

ミニ、小型、中型のホイールローダは、1本のレバーでバケットとリフトアームの操作を行います。

これに加えて、前後進や速度段切り替えなどの操作も1本のレバーで行える「ジョイスティック」を装備した機種もあります。

・2本レバー

中型、大型のホイールローダは、バケット用とリフトアーム用、2本のレバーで操作を行います。

2本のレバーを小型化して、作業負担を大幅に軽減してくれるのが「フィンガーコントロールレバー」です。

・クイックカプラ

バケットやフォークなどさまざまなアタッチメント交換を、素早く容易に行えるのがクイックカプラで、各ホイールローダに標準またはオプション装備されています。アタッチメントを素早く交換できるため、作業をスピーディに行うことができます。

クイックカプラ

アタッチメント非装着時

アタッチメント装着時

アタッチメント装着時

・ライドコントロール

荷の重さや路面状況に応じた制御を行い、走行時の車体揺れを減少、乗り心地もアップさせたのがライドコントロールシステムです。

優れた振動吸収能力と荷の保持力を発揮し、ロード&キャリーや回送時に役立ちます。(ホイールローダの速度がある一定の速度に達したときにだけ作動するオートライドコントロールというシステムもあります。)

・サプリメンタルステアリング

仮にホイールローダのエンジンが停止した場合でも、電動サプリメンタルステアリングなら車輌が動いている限り電動モータでステアリングポンプを作動させることができます。

ステアリング操作ができるため、急な坂道でエンジンが停止した際にも車体を安全に操作・移動させることが可能です。

運転席まわり

・運転席&シートベルト

最近の建設機械のシートは、サスペンションや位置調整機能が付いており、長時間作業の疲労を軽減します。

また、シートベルトは調整不要で操作の邪魔にならない巻き込み式です。シートベルト未装着時に警告を表示する機能もあります(オプション)。

・外気導入式加圧エアコン

大容量の外気導入式加圧エアコンを採用したプレッシャライザ(加圧密閉式)キャブは、外気からのほこりの侵入を防いで内部をクリーンに保ち、四季を通じてオペレータに快適な作業空間を提供します。ホコリなど厳しい作業環境では内気循環を選択することも可能です。

盗難防止

・自動ロック機能&盗難防止キー

数字によるパスワードを入力しないとエンジンを始動できないのが自動ロック機能です。

エンジンをオフにした後に一定時間経過すると、パスワードが要求されるため、ロックのし忘れを防ぐことができます。

また、より強固な盗難防止装置として、ID番号が記録されているICチップ内蔵の専用キーを使うことで車両への不正なアクセスを防止するマシンセキュリティシステム(オプション)もあります。

用語の意味を知って、用途に合った機種選びを!

カタログに書かれている用語は見慣れないという人も多いかもしれませんが、その意味が具体的に分かれば、機種の選定もやりやすくなるのではないでしょうか。ぜひ機種選びの際の参考にしてください。

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