Cat 建機 研究所

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建機で除雪!

2017年9月22日

建機で除雪!除雪の安全について

雪の積もる地域で欠かせない作業、それが除雪です。しかし、除雪は人力で作業すると、とてつもなく重労働。そこで活躍するのが建機です。建機を使っての除雪作業は効率もよく、人力では不可能な量の雪を一度に運べます。しかし、パワフルだからこそ注意しなければならないのが安全面です。建機を使った除雪に際して、よくあるトラブルと安全確保のために必要な注意点をご紹介します。

子どもの雪遊びに注意!

除雪シーズンになると耳にする、とても悲しいニュース、それが除雪作業中に子どもを巻き込んでしまう事故です。

これは関係者だけでなく、耳にした人すべてが胸を痛める絶対にあってはならない事故です。建機の所有者や操作者にとっても、子どもを巻き込んでしまう事故は絶対に避けなければなりません。

過去にあった事例には次のようなものがあります。

・子どもが作ったかまくらを雪山と勘違いし、除雪作業中のホイールローダが子どもと接触してしまった。

・前方の死角が大きくなるロータリー式の除雪機を使用中に、子どもを巻き込んでしまった。

子どもにとって除雪機の挙動は予測するのが難しく、雪遊びに夢中になっているうちに近寄ってしまうことがあります。

また、逆に除雪作業者にとっても子どもの行動は予測がつかないものです。

除雪作業中は必ず周囲に子どもがいないか注意し、近くにいた場合はエンジンを止めたり、近づかないよう声をかけて注意したりするなどの安全策をとるようにしましょう。

後退のときは必ず安全確認と徐行!

ホイールローダを使って敷地内を除雪する際は前進後退を繰り返すことになります。

ホイールローダの構造上、前方向に雪を押すことになるため、雪を押しながら前進し敷地の端まで行き、後退して反対側の端に戻る、一列ずれてまた雪を押しながら前進、という作業を繰り返すことになります。

このとき最も注意したいのが後退時の安全確認です。

ホイールローダは運転席後部にエンジンやカウンターウェイトがあり、死角が大きくなるうえに、上半身のみ振り向いた姿勢で運転することになるため、前進時に比べ目視の範囲が狭まってしまいます。

また、歩行者も雪の降る中だと周囲への注意が薄れてしまいます。普段であれば建機に気付くはずが、雪による吸音効果や、防寒のため目深に帽子をかぶっていることにより、近づいてくる建機に気付くのが一歩遅れることがあります。

無用の事故を避けるためにも、後退時には必ず安全確認を徹底し、片側だけでなく左右の後方を確認しましょう。また、周囲の人へ知らせるため、後退ブザーを鳴らし始めてワンテンポ置いてから、徐行で後退するようにしましょう。

地面の突起物に注意!

建機で除雪作業をする際は、雪の下に隠れている突起物にも注意が必要です。

雪が積もっていると除雪場所の地形がわからなくなってしまい、マンホールのふたや浄化槽の点検口、歩道の縁石、駐車場の車止めブロックなどに、バケットのエッジやロータリーのオーガが引っかかってしまうことがあります。
また、雪の深い地域では、ガードレールやフェンスなどとの接触も多く発生するトラブルです。

除雪の前には必ず先に地形を確認し、土地の管理者とよく相談したうえで除雪作業を行いましょう。
また可能であれば、雪が積もる前に目印となるポールを立てておくことにより、破損や衝突の事故を防ぐことができます。雪に埋もれた突起物に関する事故を最小限に抑えるには、計画的な準備が重要になります。

「除雪作業は雪が積もってから」と考えず、雪のない時期から計画的に取り組みましょう。

今回は建機を使った除雪作業中に起こり得る重大な事故、またはそれにつながる可能性を挙げました。
建機は正しい使い方をすれば非常に力強い味方となります。しかし、パワフルかつ重量があるため、重大事故につながる危険があることも忘れてはなりません。安全に十分注意して使いましょう。

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