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建機の導入

2017年10月27日

建機のレンタル入門

建機を導入する際は、購入ではなく「レンタル」という選択肢もあります。特に、常時使用しない機体をレンタルでまかなうことで、コストを抑えたり書類上の手続きを簡略化したりと、さまざまなメリットがあるのです。レンタルの利用をおすすめする理由やそのメリット、注意点やサポート体制を、まとめてご紹介します。

常時使わない建機はレンタルしよう!

建機にはさまざまな種類がありますが、ある特定の現場や工期での使用に限られるものも少なくありません。しかし、使わない間ただ置いておくだけでも、保管にかかるコストや点検整備、修理などメンテナンスの手間がかかり、経営面で大きな負担となってしまいます。

大規模な業者が多くの建機を所有している例もありますが、大抵の業者は必要な機種と台数を、必要な期間だけレンタルすることで、経営のスリム化を実現することができるのです。

建機レンタルにはこんなメリットもある

レンタル用の建機はレンタル会社で管理されているため、常時保管場所の確保や、メンテナンスのコストが自前で所有するよりも少なく済みます。

そのうえ最新の、かつ現場に最適な機械を使用できるため、適切でない建機で無理に作業をすることもなくなります。そのため、作業効率という点でも大きなメリットが見込めるでしょう。

定期的なメンテナンスを行っていても、機械に修理や不具合はつきもの。こうしたリスクを減らせるという意味でも、多様な作業を行う業者にはレンタルが最適です。

国土交通省の「i-Construction」に対応したICT建機の導入や、環境対応型(排気ガス、省エネなど環境に配慮したタイプ)の最新建機のレンタルも可能なため、建機の買い換え前に現場で比較検討したいといった際の参考にもなります。

また、レンタル費用は税法上、経費として損金処理ができ、機械の固定資産管理も不要です。工事原価に含められるうえに、突然のメンテナンスや修理など不測の出費も発生しないため、原価管理しやすいといったメリットもあります。

建機レンタルの注意点

レンタルの貸出単価には「月極」と「日極」の2通りがあります。

全体的なコスト低減に大きく寄与する建機レンタルですが、借りる日にちが短ければ短いほどレンタル単価が高くなってしまう点には注意が必要です。

複数の現場のスケジュールをうまく調整してレンタル期間を延ばすなど、日単価が上がりすぎないよう工夫することをおすすめします。

また、必要な機材が常に最寄りの拠点にあるとは限りません。その場合、遠方の拠点からの輸送費用などが別途上乗せされることもあります。

急なレンタル利用ではこうした事態が起こりがちなので、建機を使う作業が発生することが確定次第、早めにレンタルの計画を立てることが大切です。

また、現場のオペレータがレンタル機体に使い慣れていない場合もあるでしょう。作業開始時に初めてその機種に触れるといったケースも少なくありません。

そのため、操作方法の確認や安全衛生管理には十分配慮する必要があります。当然ながら、オペレータが使用機種の運転に必要な資格を保持しているかの確認も重要です。

都度、建機出荷のための出荷準備費用は発生します。当然、返却までにキズ破損や故障をさせた場合は復元費用、建設機械ですから土・砂利の付着などあった際には洗車費用(通称:ケレン代)も発生します。

その他、万が一の盗難や事故等に対応するために使用の有無に関わらず毎日の補償料(サポート料)が発生します。見た目の月極や日極単価にプラスアルファの多様の付随費用がかかるのもレンタルの特徴です(このサポート料は日極で、使用の有無にかかわらず発生することに注意が必要です)。

建機レンタルはサポート体制も万全!

建機レンタルを利用する際は、万一の事故に備えて、サポート制度も重視しておきたいもの。日本キャタピラーではレンタル建機の総合サポート制度があるため安心してお使いいただけます。その一部をご紹介します。

動産サポート

自動車登録ナンバーのない建機のみが対象ですが、レンタル中の建機が破損、汚損、あるいは盗難にあった際の損害をサポートします。

対人・対物賠償サポート

建機を使用中に人やものに対して損害を与える事故(対人・対物事故)を起こしてしまった場合、その賠償をサポートします。

メリットを最大限活用して、あらゆる現場に対応しよう!

どのような現場でも対応可能にしたいからといって、使用頻度の少ない建機まで保有しておくのは経営的にも非効率です。メンテナンスや保証も充実したレンタルのメリットを最大限に活用すれば、経営資源の集中と効率化を図ることができるでしょう。

環境に優しい最新の高品質機械をレンタルいたします

日本キャタピラーレンタル

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