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2017年9月 5日

はい作業の話

「はい作業」という言葉をご存知ですか?
倉庫などで働いている方にはなじみのある専門用語ですが俵や原木をきれいに山積みした状態を指す「はえ」や荷を高く積むことから英語の「High」など、語源にはさまざまな説があるようです。今回は、その「はい作業」についての話です。

「はい」とは、倉庫、上屋または土場に積み重ねられた荷物のことです。袋や箱、俵などで梱包された状態の荷物を指し、木材も「はい」に該当しますが、小麦、大豆、鉱石などのばら物は「はい」に含みません。こうした袋物や箱物などの「はい」を一定の方法で規則正しく積み上げたり(はい付け)、積み降ろしたり(はいくずし)することを「はい作業」と言います。

はい作業の話

はい作業の話

はい作業では、扱う荷の品目や荷姿によって人力で行う場合と、荷役機械を用いて行う場合があります。また、使用される荷役機械も、フォークリフトのほか、クレーン、移動式クレーン、コンベヤーなどがあり、それらが組み合わされるケースも多くなっています。

はい作業は、はい付けの仕方が悪いと自重によって荷が崩れて重大な事故につながったり、墜落・転落災害、飛来・落下災害、機械災害を伴う危険性の高い作業であることから、経験が豊富で、十分な技能と安全管理についての知識を有する者が指揮をとることが災害を防止する上で不可欠となります。

はい作業の話

このため、労働安全衛生法(第14条)では、積荷高さが2m以上のはい付け作業、はいくずし作業を行う際には、はい作業主任者技能講習を修了した者の中から作業主任者を選任し、作業者への指揮を行わせることが定められています。

●はい作業主任者の主な業務

  1. 作業の方法および順序を決定し、作業を直接指揮すること
  2. 器具および工具を点検し、不良品を取り除くこと
  3. 作業を行う箇所を通行する労働者を安全に通行させるため、必要な事項を指示すること
  4. はいの崩壊の危険がないことを確認した後に作業の着手を指示すること
  5. はいの上で作業を行う場合、作業箇所の高さが床面から1.5mを超えるときは、労働者が安全に昇降するための設備および保護帽の使用状況を監視すること

はい作業の話

はい作業を行う場合、安全対策をおろそかにすると致命傷や大怪我を負う事故につながりかねません。2m以下のはい作業においても、はい作業主任者技能講習を修了した方の指揮の下で作業を行うことをおすすめします。

はい作業主任者技能講習について

キャタピラー教習所では、はい作業主任者技能講習を定期的に実施しています。

はい作業の話

この講習では、「はい」に関する知識や、人力や機械などによるはい付け、はいくずしの作業に関する知識など、はい作業主任者として知っておかなければならないことを13時間の講習(修了試験1時間を含む)で学ぶことができます。ぜひ、お近くのキャタピラー教習所までお問い合わせください。

労働災害を起こさないためにも、はい作業主任者技能講習を受講し、正しい知識を身に付けて作業を行いましょう。

キャタピラー教習所では、現場で必要な様々な免許・資格取得をお手伝いしております。

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