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後悔しない建機選び

2017年4月10日

後悔しない建機選び!
ミニ油圧ショベル編

憧れの田舎暮らしをするなら、家庭菜園やガーデニング、子どもの遊び場づくりなどさまざまな楽しみがあります。そんなときに活躍するのがミニ油圧ショベルです。初めてのミニ油圧ショベル、いったいどのようにして選べばよいのか、紹介しましょう。

最初に決めるのは寸法

ミニ油圧ショベルを選ぶ際に、まず注目したいのが寸法です。カタログにいろいろ記載されている寸法のどこをチェックすればよいのでしょうか。

現場の広さ、作業レイアウトにあった機械を考えよう

まずは、作業やその作業を行う場所を思い浮かべて下さい。現場の広さ、作業レイアウトにあった機械を機械の寸法(全幅・全高・全長)、作業範囲(掘削半径、掘削深さ、後端旋回半径)等から選びます。その際、保管場所から作業場所までの動線で一番狭い箇所の寸法、トラックで運搬する場合は、トラックの荷台寸法、最大積載量を加味する必要もあります。最大積載量を超える機械質量の機械を載せて公道を走行すると道路交通法違反となるので注意しましょう。

また、狭い場所で作業するなら「後方超小旋回機」か「超小旋回機」がおすすめです。後方超小旋回機は、旋回時に後端旋回半径が下部走行体(クローラ幅)の120%以内におさまる機種、超小旋回機は、前方・後方ともに旋回半径がクローラ幅の120%以内におさまる機種です。

バケット容量を決めるには

次は掘る穴の大きさを考えてみましょう。当然ながら、バケット容量が大きければ大きいほど掘削回数が少なくなり、作業時間を減らすことができます。そのため、動線が確保できるサイズのなかで、バケット容量が大きいものを選んだほうが楽に作業を進められるでしょう。もし掘削の容量がわかっていれば、掘削容量÷バケット容量でおおよその掘削回数を計算することができます。

これがあれば作業がラク!クローラの拡幅機構

保管場所から作業場所までの動線が狭い場合、クローラのスライド式拡幅機構が威力を発揮します。足回りを収縮させることで、木々や門扉等狭い箇所の通り抜けが可能で、拡幅時には、足場の悪い現場でも高い安定性を確保します。特に傾斜面での作業では幅の広さが安定感を生みますので、ぜひチェックしてみてください。

作業内容で選ぶスペックとオプション

ミニ油圧ショベルは、機体はミニでも機能はミニではありません。掘削以外にも付属の機能やアタッチメントを利用することで埋め戻しや整地、解体・はつり作業にも活躍します。

造園や家庭菜園で活躍 - 整地作業

埋め戻しや整地作業には「ブレード」を活用しましょう。配管埋設用の溝をミニ油圧ショベルで掘り進めたら、埋め戻しにはブレードがあると簡単です。植栽用の掘削で出た土を周囲にならしたり、駐車場の水たまりに砕石を入れたりといった作業や足場の悪い現場で安定性を確保するためにも機体の前についたブレードが役立ちます。
ブレード

ガーデニングやDIYに - 解体作業

解体・はつり作業には「油圧配管付き」「PTOポート付き」を選びましょう。油圧配管付きの場合は、バケットの代わりに油圧ブレーカーのアタッチメントを取り付けることができます。PTOポート付きなら、お手持ちのハンドブレーカーに油圧を送る動力源として、ミニ油圧ショベルを使用することが可能です。コンクリート打ちの駐車場にミニ油圧ショベルで進入、ハンドブレーカーでモルタルをはがし、バケットで掘削した穴に園芸用土を入れて花壇に、というような作業も一台で完結することができます。

あなたにぴったりのミニ油圧ショベルを見つけよう!

寸法、作業内容、作業場所別にミニ油圧ショベルの選び方について紹介しましたが、メンテナンス性も重要なポイントです。自分でできる整備を定期的に行うことで、メンテナンスコストを抑えることができますし、大切な建機を長持ちさせることにもつながりますので、選ぶ際にはぜひ確認してみましょう。

あなたにぴったりの一台を見つけて、楽しいミニ油圧ショベルライフを送ってください。

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