836
締固め能力を最大化する技術で耐久性と稼働率を改善
CAT® 836ランドフィルコンパクタは、シングルレバーのステアリング、加圧式キャブ、耐用年数が延長されたホイール/チップを備えています。CAT COMPACTテクノロジにより、高い精度の締固め測定値や3Dマッピングを実現し、締固め性能と安定性を高めています。

836の製品特長
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生産性の向上
Cat Compactは、キャブ内ガイダンスとレポート機能を組み合わせたもので、一貫して高い密度での締固めができるようになります。車両が作業現場のどこに配置され、何本の通路を完成させたかを視覚的に確認することで燃料を節約し、車両の摩耗や損耗を軽減できます。
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定評のある出力
米国EPA Tier 4 Final、EU Stage V、韓国Stage V、日本オフロード法2014年排出ガス基準適合エンジン、およびブラジルMAR-1、中国オフロードStage III排出ガス基準(米国EPA Tier 3、EU Stage IIIA相当)適合エンジンの2つのエンジンオプションが用意されています。Tier 4 Final、EU Stage V、韓国Stage V、日本オフロード法2014年オプションでは、選択式触媒還元技術(SCR、Selective Catalytic Reduction)を利用したディーゼル酸化触媒、ディーゼルパティキュレートフィルタ、およびCAT再生システムがCATクリーンエミッションモジュールに搭載されています。
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品質のアップグレード
アドバンストプロダクティビティエレクトロニックコントロールシステム(APECS, Advanced Productivity Electronic Control System)トランスミッションコントロールは、シフト性能を向上させ、オペレータの快適性をさらに高めます。APECS により、傾斜面での駆動力が向上し、どのシフトポイントでもその高い駆動力を実現することで燃料を節約できます。
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サービスとランニングコストの改善
サービスポイントをまとめて配置し、フード下照明や長寿命のフィルタシステムを導入して、人件費や休車時間を削減します。尿素水(DEF)インジェクタ相変化タンクにより、停止時のエンジンのアイドルタイムが短縮されます。

836のスペック
主要諸元
標準仕様 | ||||
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エンジン | 名称 | Cat C18 | ||
排出ガス規制 | 米国EPA Tier 4 Final、EU Stage V、韓国Stage V、および日本オフロード法2014年 | |||
定格出力‐SAEJ1349 | ダイレクトドライブ‐総出力 | 370kW | ||
ダイレクトドライブ‐トルクライズ | C4.4 ACERT(TM) ディーゼルエンジン4サイクル水冷直列ターボチャージャ、アフタークーラ付 | 0.52 | ||
コンバータドライブ‐総出力 | ||||
コンバータドライブ‐トルクライズ | 0.52 | |||
ピークトルク(1,400rpm時) | 3,085N・m | |||
出力低下のない最高高度 | 2,286m | |||
内径 | 145mm | |||
ストローク | 183mm | |||
排気量 | 18.1L | |||
ハイアイドル回転数 | 2,120rpm | |||
ローアイドル回転数 | 750rpm | |||
運転仕様 | 運転質量(Tier 4 Final/Stage V適合) | 56,275kg | ||
トランスミッション | 形式 | プラネタリ式 - パワーシフト-ECPC | ||
走行速度 | 前進‐ダイレクトドライブ1速 | 7.0km/h | ||
前進‐ダイレクトドライブ2速 | 12.6km/h | |||
後進‐ダイレクトドライブ1速 | 7.4km/h | |||
後進‐ダイレクトドライブ2速 | 13.2km/h | |||
油圧装置 | ||||
リフト | 油圧システム | 流量共有作業装置、パイロット作動LSバルブ(EH付き) | ||
リフトシステム - ポンプ | 可変容量ピストン | |||
最大流量(2,000rpm時) | 300L/min | |||
リリーフバルブ設定 –リフト | 29,000kPa | |||
複動型シリンダ(リフト、ボア、ストローク) | 137.9mm×1,021mm | |||
パイロットシステム | 可変容量ピストン | |||
パイロットリリーフバルブ設定 | 3,800kPa | |||
ステアリング | ステアリングシステム – 回路 | 流量共有作業装置、パイロット(ロードセンシング) | ||
ステアリングシステム – ポンプ | 可変容量ピストン | |||
最大流量(2,000 rpm時) | 300L/分 | |||
リリーフバルブ設定圧 – ステアリング | 24,100kPa | |||
合計ステアリング角度 | 86 ° | |||
ステアリングサイクルタイム(高速アイドル時) | 3.9秒 | |||
ステアリングサイクルタイム(低速アイドル時) | 6.4秒 | |||
交換時の容量 | 燃料タンク | 793L | ||
冷却水(Tier 4 Final/Stage V) | 151.5L | |||
エンジンクランクケース | 60L | |||
尿素水タンク | 32.8L | |||
トランスミッション | 83L | |||
ディファレンシャルおよびファイナルドライブ‐フロント | 186L | |||
ディファレンシャルおよびファイナルドライブ‐リア | 190L | |||
作動油タンク | 103L | |||
アクスル | フロント | プラネタリ式‐固定 | ||
リア | プラネタリ式‐オシレーション | |||
オシレーション角度 | ±6° | |||
ブレーキ | サービスブレーキ | 多板湿式(密閉)2WHL | ||
パーキングブレーキ | スプリング作動、油圧解放式 | |||
キャブ | オペレータ騒音レベル(ISO6396)※ | 標準 | 72dB(A) | |
低騒音 | 72dB(A) | |||
周囲騒音レベル(ISO6395)※ | 標準 | 111dB(A) | ||
低騒音 | 109dB(A) | |||
ホイールおよびチップ | ドラム幅 | 1,400mm | ||
ドラム直径 | 1,770mm | |||
ホイール外径 | 2,128mm | |||
外径 - ダイヤモンド | 1,400mm | |||
ホイール当たりのチップ数 | 40 | |||
1列あたりのチップ数 | 8 |
標準仕様 | |
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1 全高(ビーコン含む) | 4,634mm |
2 全高(A/Cコンデンサ上端まで) | 4,626mm |
3 全高(キャブルーフ上端まで) | 4,285mm |
4 全高(マフラ上端まで) | 4,606mm |
5 全高(フード上端まで) | 3,430mm |
6 最低地上高(ヒッチまで) | 639mm |
7 最低地上高(トランスミッションガードまで) | 634mm |
8 最低地上高(バンパ底部まで) | 965mm |
9 リアアクスルの中心線からバンパまで | 3,188mm |
10 リアアクスルのセンターラインからリアコンパクタガードまで | 3,454mm |
11 フロントアクスルの中心線からヒッチまで | 2,275mm |
12 ホイールベース | 4,550mm |
13 幅(フロントストライカバーを含む) | 3,930mm |
14 幅(リアストライカバーを含む) | 3,933mm |
15 幅(プラットフォームを含む) | 3,196mm |
16 幅(ドラム含む) | 4,280mm |
17 機械全長(セミUブレードを含む) | 10,914mm |

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