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故障を未然に防ぐ為のサポートサービス

日本キャタピラーでは安定した稼働を支える為の、点検や整備に関するサポートメニューをご用意しております。

日本キャタピラーのサポートサービス

3つのサポートサービス

1.S・O・Sオイル分析サービス

エンジン、トランスミッション、減速機、油圧作動油、冷却水の成分分析を通して、内部から機械の状態を把握します。

2.機械点検

目視点検、各部数値計測等で機械が正常に稼働できる状態かチェックします。

3.整備

取扱説明書に記載されているオイルやフィルタの交換、各部の調整等を行い、機械の性能を維持します。

新メンテナンスサポート V・サポート

お客様&ライフサイクル全体へ価値の高いサービスをご提供する新メンテナンスサポート「V サポート」が登場。
品質の高いメンテナンスの実施とデジタルやオイル分析データの活用等で機械の状態を管理するとともに、工賃や部品、機械点検を割引してのご提供が可能となります。


適切なタイミングでメンテナンス部品を提供するプランです。

お客様自身でメンテナンスやオイル採油を実施いただく際の、テクニックやアドバイスを動画でご案内しております。

動画はQRコードから簡単に視聴できます。安全・安心・確実なメンテナンス作業をサポートいたします。

煩雑な定期メンテナンスをお客様に代わって、弊社メカニックが代行させていただくだけでなく、定期的な機械点検やS・O・Sオイル分析も含めて大切な機械を常にベストな状態に維持します。

高品質な機械管理がお得な価格で受けられることで、機械管理のバリューアップを実現。また、点検内容を標準の「無料点検」から、充実した内容の「V点検」へのアップグレードも可能です。

機械情報 遠隔監視
システム
メンテナンス
部品
S・O・S
分析サービス
無料点検
(メカニック)
V点検
PlanⅠ
セルフ

セルフ
PlanⅡ
メカニック

メカニック
オプション

Vサポートについて詳しくはカタログをご覧ください。


カタログダウンロード

S・O・Sオイル分析サービス

S・O・Sオイル分析サービスはオイルやクーラントに加え、機械に使用されている液体(Fluid)のすべてを分析し、お客様の機械の状態を総合的にサポートします。

S・O・Sオイル分析のメリット

"一般的な車両に比べて過酷な環境で働く建設機械は、燃料も汚染や変質のリスクを抱えています。不適切な燃料によって発生する不具合例として、
「① 燃料システムコンポーネントの腐食や異常磨耗」「② 低温時でのフィルタの目詰まり」「③ エンジン始動性の低下」「④ エンジン出力の低下」
などがあります。
そこで機械の血液とも言えるオイルを分析し改善することで、機械の良好なコンディションを維持し、安定した稼働を実現することが可能となります。

S・O・Sオイル分析の特徴

S・O・S分析では最新の高精度測定機器を用いて、「セタン指数」「密度」「蒸留性状」「元素分析」「引火点」をはじめ、さまざまな項目にわたって燃料のチェックを行います。
また、正確かつ的確なS・O・Sオイル分析を行うにあたり、キャタピラーでは専門的な知識とスキルを併せ持つ分析チームと最新鋭の装置を一堂に集めた拠点「S・O・Sラボ」を開設し分析を行っております。
S・O・Sラボの開設により、幅広くきめ細かな分析結果のご報告が可能になりました。

「S・O・Sラボ」の特徴

  • 1日当たり450~500件のオイル分析を行うオイル分析専門家チームを保有。
  • 分析装置メーカーと共同開発した、独自のオイル分析専用の装置群を導入。
  • 分析技術の向上により、迅速なお客様への分析結果のご報告を実現。

機械点検・整備

機械に通じたメカニックが要所を的確に点検し、同時に、機械が十分に性能を発揮しているかどうかを確認します。

日本キャタピラーの機械点検・整備の特徴

日本キャタピラーの機械点検では、エンジン、トランスミッション、油圧/冷却/電気系統など70項目以上にのぼる機械点検ポイントをチェックします。
また、労働安全衛生法で定める月次の保安装置の点検と各部の調整も実施します。
各部点検結果に関しては、ご報告するとともにより良いメンテナンス、機械の運転操作、現場環境の改善に役立つ提案やアドバイスを行います。

点検・整備の重要性

故障前修理でコスト大幅削減

  • 「故障後修理」は「故障前修理」の約3倍の修理費用が発生する。
  • 「故障後修理」は「故障前修理」の約8倍の休車時間が発生する。

キャタピラーの長年にわたる統計から、上記のことが明らかになっています。
「故障前修理」を点検・整備によってに努めることが修理費用の低減や、稼働率を向上し、お客様の利益拡大を実現します。
また、グラフは同一現場で稼働した、2台の油圧ショベル(「サポート契約なし」と「サポート契約あり」 )における弊社の累計修理費の実績データです。
この2機の間では8,000時間稼動で、約250万円のランニングコストの差がでるというケースもございました。

サポート契約によるランニンクコストへの影響 [油圧ショベル 320]

目に見えない脅威から建機を守る

"機械の高性能化に伴い、小さなコンタミ(ホコリや余計な水分などの不純物)がコンポーネントに致命的なダメージを与えるようになりました。
油圧システムやトランスミッションなどの不具合の75%〜85%はコンタミが原因となっております。
コンタミによってもたらされる「オイル寿命の減少」や「燃料消費量の増大」、「油圧シリンダーの自然降下」、「微操作性の低下」、「力不足、作業効率の悪化」などの悪影響から機械を守るために、点検や整備は重要となります。

その他故障を未然に防ぐ為のサービス

コンディションモニタリング

機械に関するさまざまなデータを活用し機械の状態をモニタリングすることにより、的確な機械管理を実現すると共に、機械の不具合の兆候を把握して、改善に最適なソリューションをお客様へ提供いたします。コンディションモニタリングは、以下5つの要素で総合的に分析します。

1.電子データ

建機各所のセンサーより送られてくるデータを車載のコンピュータに集約し、機械の状況をリアルタイムに把握できる仕組みです。
機械の持つさまざまな情報(稼働時間、場所、不具合情報等)を、遠隔地で取得・利用するシステム「Cat® Product Link™」等を活用してデータの監視を行います。

2.SOSオイル分析

建設機械の血液とも言えるオイルを定期的に分析し、目に見えない機械内部の不具合の兆候をいち早く発見。必要な対応をお客様にアドバイスをするためのサービスプログラムです。

3.インスペクション

建機を使用する際には、法律で義務付けられている法定点検を行うことが必要です。日本キャタピラーは、法定点検だけではなく、コンディションを把握するために様々なオリジナル点検を行います。

4.修理歴データ

納車からその建機に実施されてきた修理点検の履歴情報を収集・分析します。

5.サイトコンディション

建機の稼働現場の情報を客観的に評価することで、現場の改善活動を支援します。

まずはお気軽にご相談ください