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i-Construction 対応ブルドーザ Catグレードコントロール3Dを発売

2016年5月01日

日本キャタピラーは、国土交通省が推進するi-Construction に対応するブルドーザ用3次元マシンコントロール「Cat グレードコントロール 3D」が搭載されたブルドーザ D6T と D8T を5月1日より取扱い開始致します。 ブルドーザの Cat グレードコントロール 3D は、ブルドーザ本体との統合を進めることで整地・掘削作業 における生産性を更に向上させるとともに、オペレータ操作の軽減が可能な Cat 純正の内蔵型 3 次元マ シンコントロールシステムで生産性や品質を向上し、さらには熟練オペレータ不足等の課題を克服して、 お客様がより効率的に施工が行えるよう開発しています。
また、キャタピラーの ICT 建機とクラウドvによるリアルタイムソリューション VisionLink® (ビジョンリンク) と組み合わせることで、現場とオフィスとの遠隔情報共有をリアルタイムで実現し、i-Construction に対応 した施工管理が可能になります。

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1.生産性の向上

    新GNSS と3次元設計データを利用したブレード自動制御により、丁張りと検測作業を省略でき現場の施工 時間の大幅な短縮に貢献します。デュアル GNSS システムによる正確なブレード自動制御により、より少 ない移動回数で作業を完了することができるため、施工時間の短縮と燃料消費量の低減を実現してい ます。さらにブレード制御モードとブルドーザ本体との協調機能を組み合わせることでオペレータ操作の 低減と生産性を高い次元で両立します。特に AutoCarry™(オートキャリー)機能との組合せによりブレー ド負荷の自動制御で足回りのスリップを防ぐことで、より高い効率の押土作業を実現します。 2016_04_27_19_54_03_Microsoft_Word_27Apr_2016_TTT_3D_CGC_2.png

2.信頼性の向上

    車両ブルドーザ本体と一体での開発により、GNSS 受信機やセンサ等の重要なコンポーネントを損傷 を受けにくい場所に装着し、設計・製造を本体と同じ標準作業で行うことで品質を向上しています。

3.安全性の向上

    ディスプレイ等をオペレータの視界や乗降を妨げない場所に配置し、また GNSS アンテナをキャブ上に装 着することでブレードへの着脱作業が不要になることで安全性を確保しています。

4.熟練オペレータ不足への対応

    操作系をブルドーザ本体と一体で開発することで、シンプルな操作を実現。高いレベルの作業を容易に 行うことが可能になり、熟練オペレータ不足対応に役立ちます。

5.事務所で工事の進捗を把握可能

    オンラインで VisionLink® (ビジョンリンク)3D プロジェクト モニタリングを使用すると,LINK テクノロジを 経由して毎日の生産性データを確認可能です。切盛り作業の進捗を 3D マッピングデータで自動的に離 れた事務所で把握できるため、予定通りに作業を進めるための判断をいつでも容易に行うことができま す。 * 利用登録とハードウェアの追加が必要です。

6.標準販売価格 (税別)

    D6T(オフロード法2014年基準適合車) \ 41,934,000
    D8T(オフロード法2014年基準適合車)\ 74,296,000
    *現場に合わせた GNSS 補正情報用無線機、GNSS 基準局等が別途必要です。