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オフロード法2014年基準をクリアするホイールローダ2機種を新発売

2016年9月01日

日本キャタピラーは、オフロード法 2014 年基準をクリアする環境性能を備えた Cat 950M Z、962M Z ホイールローダを 9 月 1 日より取扱販売を開始します。


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今回発売する2機種は、従来機であるKシリーズの特長を継承しつつ、既に実績のある排出ガス低減技 術に加え、エンジン馬力や最大トルクのアップにより優れた作業性能を発揮します。 また、生産量の管理や過積載の防止に役立つ新型のペイロードシステムをはじめ、プロダクトリンクなど Cat Connect により適切な車両管理を行うことができます。



Cat 950M Z、 962M Z ホイールローダの主な特長は次のとおりです。

1.お客様の運転経費を低減する優れた燃料生産性と作業効率

  1. 燃料効率は従来のKシリーズに比べ約10%向上しています。また、高性能コンポーネントの組み合わ せにより、より滑らかな操作を可能にしています。
  2. 従来モデルで定評のあるZバーリンケージを採用。国内に多い4tや10tトラックへの製品積込み作業、 マス切り作業がスムーズに行えます。オペレータからの視界も良好で、確実に、効率的に作業ができま す。バケットは高い積込み性能と荷の保持性が高い評価を得ている「パフォーマンスシリーズバケット」 を装着しています。

2. オフロード法 2014 年基準をクリアする環境性能

  1. 窒素酸化物(NOx)を低減するシステムとして「NOx リダクションシステム」および尿素 SCR システムを採 用。NOx リダクションシステムは、排出ガスの一部を冷却して吸気側に循環することで、燃焼温度を低下 させ、NOx の排出を低減します。また、尿素水の化学反応を利用した尿素 SCR システムにより、NOx 排 出量のさらなる低減を実現します。
  2. 排出ガスクリーン化技術により、最新の排出ガス規制であるオフロード法 2014 年基準をクリアする環境 性能を備えています。

3.Cat Connect テクノロジ

  1. 新型のペイロードシステム Cat Production Measurement (CPM)標準装備。作業を止め ることなく、正確に積荷の重さを計測することが可能です。そして、タイムリーに積載量の確認がで きるTIP-OFFモードを新たに搭載。再計量をすることなく、効率的に積込み作業を行うことがで きます。
  2. 上述のCPMの情報を含め、プロダクトリンクや VisionLink® (ビジョンリンク)を利用することで、車 両の位置や状態をリアルタイムに把握し適切な機械管理が行え、燃料消費量やアイドリング時間 の分析によるコスト削減も可能です。

3.オペレータ環境

  1. ROPS/FOPS(運転者保護構造)規格適合のキャブを採用し、オペレータの安全を確保しています。 また全周にわたって視界を確保。広々とした作業空間を提供。振動や騒音も大幅に低減しています。
  2. 定評あるステアリングホイールを標準装備し、疲労低減にも効果的なE&Hジョイスティックも対応可能 (オプション)。優れた操作性で無駄のない効率的な作業に貢献します。

4.安全性/サービス性

  1. 大きな傾斜角度があるアクセスラダーにより昇降性が向上。さらに、地上からのドアの開放を可能にする リモートドア開放スイッチが、安全なキャブアクセスを可能にします。
  2. 標準装備のリアビューカメラは後退時の視界を安全に確保でき、水平/垂直/車両軌跡マーカーの表 示も可能。シートベルトはキャブ内の警告音に加え、車両の外に装着の有無を知らせるランプで未然に 事故を防止します(オプション)。
  3. エンジンフードが全開する電動チルトアップ機能に加え、フード側面と後方にアクセスドアを設置。より 容易なアクセスが可能です。そして、点検・管理のアクセスポイントを集中化しているため、メンテナンス が効率よく行えます。
  4. Catプロダクトリンクを標準装備。警告情報や部品交換時期の確認ができるため、車両の管理やダウン タイムを削減することができます。

6.Cat950M Z 及び 962M Z の主な仕様

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7.標準販売価格(販売標準仕様、港裸渡し、税別)

    Cat 950M Z ホイールローダ 33,661,000 円
    Cat 962M Z ホイールローダ 43,892,000 円

8.カタログ

    Cat 950M Z / 962M Z: ダウンロード