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建機業界日本初 新施設がついにオープン! 「コンディションモニタリングセンター」

2015年11月25日

日本キャタピラーは、衛星や携帯のネットワークを介して、機械に関する様々なデータを収集・集約・一元管理・分析し、お客様に最善のソリューションを提供できる機能を持つ「コンディションモニタリングセンター」を、秩父ビジターセンター内に本日2015年11月25日(水)開設しました。

 建機ディーラが、稼働する建設機械を一つの場所で一元的にモニタリングできる設備を備えたことは日本の建機業界で初となります。本施設を設置することで、建設機械の状態をインターネット上で監視し、突発的な故障等を未然に防ぐことにより、休車時間を軽減しお客様の経費削減に寄与します。

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<コンディションモニタリングとは>

    機械に関するさまざまなデータを活用して機械の状態をモニタリングすることにより、的確な機械管理を実現すると共に、機械の不具合の兆候を把握して、改善に最適なソリューションをお客様へ提供することです。コンディションモニタリングは、以下5つの要素で総合的に分析します。

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コンディションモニタリングセンターに関する動画はこちらから。

1. 電子データ(Electronic Information)

      建機の各所に設置されたセンサーより刻々と送られてくるデータを車載のコンピュータに集約。必要なデータを携帯電話網等によって送受信し、機械の状況をリアルタイムに把握できる仕組みです。機械の持つさまざまな情報(稼働時間、場所、不具合情報等)を、遠隔地で取得・利用するシステム「Cat® Product Link™」等を活用してデータの監視を行います。

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2. SOS分析(Fluid Analysis)

      建設機械の血液とも言えるオイルを定期的に分析し、目に見えない機械内部の不具合の兆候をいち早く発見。必要な対応をお客様にアドバイスをするためのサービスプログラムです。

3. インスペクション(Equipment Inspections)

      建機を使用する際には、法律で義務付けられている法定点検を行うことが必要です。日本キャタピラーは、法定点検だけではなく、コンディションを把握するために様々なオリジナル点検を行います。

    4. 修理歴データ(Equipment History)

      納車からその建機に実施されてきた修理点検の履歴情報を収集・分析します。

    5. サイトコンディション(Site Conditions)

      建機の稼働現場の情報を客観的に評価することで、現場の改善活動を支援します。
    【コンディションモニタリングセンター概要】
        ■所在地:〒368-8765 埼玉県秩父市山田2848番地
          ■設立:2015年11月25日(水)
            ■営業時間:8:30 ~ 17:30
              ■面積:7.5坪
                ■モニター数:12台
                  ■従業員数:4名
                    *2015年11月25日現在