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オフロード法2014年基準をクリアするアーティキュレートダンプトラックを新たに導入

2014年10月20日

Cat 730C EJ アーティキュレートダンプトラック イジェクタ

キャタピラージャパン株式会社(会長:竹内 紀行、社長:ロバート・ベネケ)は、土木工事のほか、砕石・鉱山における原石・表土運搬などで活躍する、3軸6輪駆動のアーティキュレートダンプトラック Cat 725Cを2014年10月20日より発売します。また、同時に姉妹機であるCat 730CおよびCat 730C EJ※1の受注を開始します。
今回発売するCat 725C アーティキュレートダンプトラック(最大積載量23.6トン)および受注開始したCat 730C(最大積載量28.0トン)は、それぞれCat 725およびCat 730のフルモデルチェンジで、Cat 730C EJ(最大積載量28.0トン)は国内初導入です。パワフルかつ低燃費なCat ACERTエンジン搭載により、オフロード法2014年基準をクリア(届出準備中)する環境性能を備えています※2。また、エンジン出力の向上やトランスミッションの改良等によりパワフルで粘り強い走りを実現するとともに、燃料消費量の低減に貢献します。さらに、車両の状態やリアビューカメラの映像等を表示するカラーマルチパーパスディスプレイの搭載や、乗り心地を高めたシートなどオペレータ環境を向上しています。このほか、耐久性・信頼性・安全性といった面でも一層の向上を図っています。
Cat 725C、730C、730C EJの主な特長は次のとおりです。

※1 イジェクタ(排土)仕様。ベッセル内に排土板(ブレード)を装備しており、ダンプアップせずに排土可能。作業時間の短縮や不整地における排土時の転倒防止に役立ちます。
※2 725Cは現時点で少数特例2014年基準同等となります。

1.パワフルで低燃費なCat ACERTエンジン

  1. 従来の排出ガス低減技術に加え、尿素SCRシステムを搭載したCat ACERTエンジンを搭載し、クリーンな排出ガスを実現。オフロード法2014年基準をクリア(届出準備中)する環境性能を備えています。

2.優れた生産性

  1. エンジン出力を従来機からアップ(725Cは最大5%、730Cは最大16%)。優れた走行性能を実現しています。
  2. トランスミッションコントロールにAdvanced Productivity Electronic Control Strategy(APECS)制御方式を採用。スムーズなシフトチェンジを実現するトランスミッションクラッチ自動制御システムに加え、ソフトウェアのアップデートにより、さらに乗り心地や走行性能を高めるとともに、燃料消費の低減に貢献します。
  3. 730C/730C EJには、走路状況に応じてデフロックを自動制御するオートトラクションコントロールシステムを採用。オペレータが操作することなく、常に優れた走破性を発揮します。

3.快適なオペレータ環境

  1. 車両や稼動現場の状況、各種設定機能のほか、リアビューカメラの画像を映し出す機能を備えるカラーマルチパーパスディスプレイを採用しています。
  2. ワイドなキャブ内に座面位置や背もたれの傾斜角度などを容易に調整できるエアサスペンションシートを採用。オペレータにマッチした最適な運転ポジションで、快適な乗り心地を実現しています。

4.耐久性・信頼性・安全性の向上

  1. バンパー一体型のフロントフレームは、強固な箱型断面構造を採用。またリアフレームには4プレートボックス構造を採用し、耐久性を強化しています。
  2. 積込み時や後進時の死角を減らし、安全性を高めるリアビューカメラを標準装備。
  3. フロントガラス清掃用に専用のハンドレールをキャブ上部に設置。また、キャブ内のグラブハンドルにより悪路走行時の安全性も確保しています。

5. 725C、730C、730C EJの主な仕様

725C、730C、730C EJの主な仕様

6.標準販売価格(販売標準仕様、工場裸渡し、税別)

Cat 725C アーティキュレートダンプトラック: 57,450,000円

Cat 730C アーティキュレートダンプトラック: 75,000,000円

Cat 730C EJ アーティキュレートダンプトラック イジェクタ仕様: 86,200,000円