8トンクラスの後方超小旋回型/超小旋回型油圧ショベルを新発売

キャタピラージャパン株式会社（会長：竹内 紀行、社長：ロバート・ベネケ）は、土木、解体、産廃、リサイクル、林業などの幅広い用途に活躍する8トンクラス後方超小旋回型油圧ショベルと、都市部の工事や管工事、道路工事等さまざまな現場で活躍する8トンクラス超小旋回型油圧ショベルを10月20日より発売します。
今回発売のCat 308E2 CR 後方超小旋回型油圧ショベル（バケット容量0.28㎥、運転質量7,640kg）、Cat 308E2 SR超小旋回型油圧ショベル（バケット容量0.28㎥、運転質量8,090kg）は、それぞれCat 308E CR、Cat 308E SRのモデルチェンジ機で、従来機の優れた掘削力やワイドな作業範囲といった高いパフォーマンスはそのまま、燃費性能や操作性の向上を図っています。
エンジンのアップグレードによりクリーンな排出ガスと燃料消費量低減を両立し、オフロード法2011年基準に適合。また、油圧パワーを最適に配分するとともに、抵抗を抑制した新油圧システムにより、スムーズな操作と燃料消費量低燃を実現しています。さらに、2種類の操作方式をモニタ上で容易に切替え可能な2wayコントロールパターンクイックチェンジャや新形状の操作レバーなどの導入により、オペレータ環境・作業効率向上に貢献します。
Cat 308E2 CR / 308E2 SR の主な特長は次の通りです。

1.高いパフォーマンス

1. Cat 308E2 CRは旋回時に車幅から車両後部のはみ出しが少ない後方超小旋回タイプ。最大掘削半径は6,390mmと大きな作業範囲を確保。スペースの限られた場所でもリーチを活かした効率の良い作業を実現します。
2. Cat 308E2 SRは狭い場所での掘削から180度旋回のダンプ積込までが効率良く作業可能な超小旋回タイプ。オフセットブームの操作は、微操作が容易なフィンガーコントロールを採用。安全で効率の良い作業により都市土木や道路工事の現場で活躍します。

2.低燃費

1. 最新のアフタートリートメント技術を採用し、アップグレードしたCat C3.3Bディーゼルエンジンを搭載。クリーンな排出ガスを実現するとともに、高効率エンジンの低燃費制御により従来機比で約7%の燃料消費量を低減しています。
2. 油圧パワーを最適に配分するとともに、抵抗を抑制した新油圧システムを採用。燃料消費量低減と操作性向上を実現しています。

3.オペレータ/運転環境・メンテナンス性

1. 2種類の操作方式を切替え可能な2wayコントロールパターンクイックチェンジャを標準装備(配管仕様機を除く)。切替えはキャブ内のモニタ上で容易に設定でき、オペレータ環境を向上しています。
2. 新形状の操作レバーを採用。グリップ感にこだわり、握りやすいレバーが細やかな操作を可能にします。また、高さを調整可能なリストレストを新たに設置することで、オペレータの負担を軽減。微操作が求められるアタッチメント装着時には特にその効果を発揮し、作業効率の向上に貢献します。
3. 車両の稼働状況、メンテナンス情報、走行速度などの各種設定やセキュリティ操作までを一台に集約したマルチインフォメーション機能を搭載。オペレータが作業の状況に応じてショートカットメニューをカスタマイズできるなど、高いオペレータ環境を実現しています。
4. 国土交通省低騒音型建設機械に適合。周辺環境に配慮した作業が行えます。
5. 従来機より採用しているアクセス性に優れるエンジンフードやサイドカバーなどにより、メンテナンスにかかる時間と手間を大幅に軽減します。

4. 308E2 CR / 308E2 SRの主な仕様

5.標準販売価格（販売標準仕様、工場裸渡し、税別）

Cat 308E2 CR後方超小旋回型油圧ショベル（GMZ-T4B): 10,480,000円

Cat 308E2 SR超小旋回型油圧ショベル（PMZ-T4): 11,618,000円