
D10T2の製品特長
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燃料効率と生産性を向上させるC27Acert
ACERTテクノロジ採用のCat C27エンジンは、強力なパワーと信頼性を確保することで、最高のパフォーマンス、高い生産性を実現。 また、後進での出力が向上しているため、より速く戻れるのでサイクルタイムを短縮。生産性が向上し、移動させる材料あたりのコストを低減します。さらに尿素不要、DPFレスなのでメンテナンスの手間を省くことができます
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信頼のパワートレイン
トルクディバイダ付トルクコバータを採用。エンジン出力の大半をトルクコンバータ経由、それ以外をダイレクトで伝達し、トルクコンバータ車のようにエンストがなく楽に操作でき、ダイレクトドライブ車の伝達効率の良さも取り入れて燃費を低減します。 また、改良型オートシフトにより、スピードを保持しつつ、作業負荷に応じて、ギアやエンジン回転数を自動調整するので、燃費を低減します
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オペレータと周囲の安全を守る
エンジン非常停止スイッチを装備し、緊急時に車両の稼働を即止めることができます。また、着座感知機能により、オペレータが着座していない場合、万が一の誤作動をも防止します。 またシートベルト未装着表示機能も備え、シートベルトが未装着の場合、モニタ表示と警告音でオペレータの安全を守ります。
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安全で容易なメンテナンスの実現
2段階式ドーザリフトシリンダアクセスプラットフォーム(ガードレール付き)は、リフトシリンダにアクセスし、取り付けられたミラーやライトの清掃や補修を行うことができます。 また、グランドレベルのサービスセンタを備えており、エンジン非常停止スイッチや、キャブアクセスライトスイッチなども容易にアクセス可能です。大型のステップやグラブハンドルも備えてあり、万全の安全対策を施しています。

D10T2のスペック
主要諸元
標準仕様 | ||||
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エンジン‐Tier2およびStageII相当 | エンジン名称 | CatC27ACERT | ||
内径 | 137mm | |||
行程 | 152mm | |||
総行程容積 | 27.0L | |||
エンジン出力 | 総出力SAE J1995 | 前進/後進 | ||
630/766 hp | ||||
ISO 14396 | 前進/後進 | 462/562 kW | ||
620/754 hp | ||||
Net SAE J1349/ISO 9249 DIN | 前進/後進 | 447/538 kW | ||
608/732 hp | ||||
エンジン‐Tier4FinaL | エンジン名称 | CatC27ACERT | ||
内径 | 137mm | |||
行程 | 152mm | |||
総行程容積 | 27.0L | |||
エンジン出力 | 総出力SAEJ1995 | 前進/後進 | 471/571kW | |
632/766hp | ||||
ISO14396 | 前進/後進 | 462/562kW | ||
620/754hp | ||||
NetSAEJ1349/ISO9249DIN | 前進/後進 | 447/538kW | ||
608/732hp | ||||
質量 | 運転質量 | 70,171kg | ||
輸送質量 | 49,793kg | |||
トランスミッション | 前進1速 | 4.0km/h | ||
前進2速 | 7.2km/h | |||
前進3速 | 12.7km/h | |||
後進1速 | 5.2km/h | |||
後進2速 | 9.0km/h | |||
後進3速 | 15.8km/h | |||
形式 | 3速プラネタリ式パワーシフト | |||
トランスミッションクラッチ径 | 434.3mm | |||
油圧コントロール装置 | D10T2 | ポンプ形式 | 可変容量ピストン | |
合流ポンプ出力(作業装置用) | 380L/min | |||
ブルドーザリリーフバルブ設定 | 28,000kPa | |||
チルトシリンダリリーフバルブ設定 | 20,300kPa | |||
リッパ(リフト)リリーフバルブ設定 | 28,000kPa | |||
リッパ(ピッチ)リリーフバルブ設定 | 28,000kPa | |||
足回り | シュータイプ | 高耐久仕様(ES、ExtremeService) | ||
シュー幅 | 610mm | |||
シュー枚数/片側 | 44 | |||
グローサ高さ | 93mm | |||
ピッチ | 260mm | |||
最低地上高 | 725mm | |||
クローラ中心距離 | 2,550mm | |||
接地長 | 3,880mm | |||
接地面積 | 4.74m2 | |||
トラックローラ/片側 | 8 | |||
キャリアローラの数 | 各サイドに1つ(オプション) | |||
交換時の容量 | 燃料タンク | 1,190L | ||
冷却水 | 180L | |||
エンジンクランクケース | 68L | |||
パワートレーン | 230L | |||
ファイナルドライブ(各) | 23L | |||
ローラフレーム(各) | 64L | |||
ピボットシャフトコンパートメント | 33L | |||
作動油タンク | 131L | |||
トラックローラフレーム | オシレーション | 351mm | ||
ステアリングおよびブレーキ | 油圧作動式多板ステアリングクラッチ | 392mm | ||
スプリング作動式多板ブレーキ | 392mm |
標準仕様 | |
---|---|
1 最低地上高 | 725m2 |
2 クローラ中心距離 | 2,550m2 |
3 幅(トラニオンを含まず)(610mm/24inのES) | 3,292m2 |
4 幅(トラニオン含む) | 3,736m2 |
5 高さ(FOPSキャブまで) | 4,098m2 |
6 高さ(排気筒上部まで) | 4,356m2 |
7 高さ(ROPS/キャノピ) | 4,406m2 |
8 ドローバ高さ(クレビスの中央) | 864m2 |
9 接地長 | 3,880m2 |
10 ベーシックトラクタ全長 | 5,324m2 |
11 ベーシックトラクタ全長(ドローバ装着時) | 5,598m2 |
12 長さ(SUブレードを含む) | 7,416m2 |
13 長さ(Uブレードを含む) | 7,750m2 |
14 シングルシャンクリッパを含んだ長さ | 7,081m2 |
15 マルチシャンクリッパを含んだ長さ | 7,241m2 |
16 全長(SUブレードおよびSSリッパを含む) | 9,158m2 |

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