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メカニック・チャンピオンシップ2017を開催

2017年9月11日

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日本キャタピラー最優秀メカニックが決定!
~CX 顧客満足の向上をめざして~

Catブランドの建設機械・ディーゼルエンジン等の販売・サービスを手掛ける日本キャタピラー (本社:東京都中野区、代表職務執行者社長・CEO:矢口教)は、2017年9月5日(火)、 『メカニック・チャンピオンシップ2017』を開催しましたのでご報告いたします。

 これはメカニックの育成、CX(顧客満足)の向上につなげることを目的に、昨年に引続き実施したものです。 今年は、メカニックの基本的なスキルである「知識・技術・技能」に加え、お客様からの満足を引き出す力を図るための 「面談試験」を新たに追加し、お客様からの目線を意識したコンテストとしました。

 事前に行われた評価テストの結果、上位者のなかから優秀なメカニックを各地区ごとに選出し、全国から10名が参加しました。 実技試験(トラブルシュート・車両点検)、筆記試験、面談試験(お客様への提案)を行い、合計得点が高い出場者が優勝となります。

お客様目線を意識したコンテスト

 今回は、技術・知識の両面で高く評価された首都圏地区代表の佐藤メカニック(湘南営業所)が優勝しました。 準優勝は近畿地区代表の高橋メカニック(北近畿営業所)、3位は中部地区代表の石川メカニック(菊川営業所)でした。
 優勝した佐藤メカニックは、実技試験と筆記試験で1位を獲得し、他の出場者に大差をつけて総合得点でも1位を勝ち取りました。 佐藤メカニックは、「これまで様々なお客様と接することで得られた経験が、優勝という結果に繋がったと考えています。 推薦してくださった方々に御礼を言いたいです。」と、経験値を十分に活かして優勝を掴んだことを喜んでいました。  メカニックが所属するプロダクトサポート事業部長の家田常務からは、 「お客様から一番近くにいるメカニックの仕事が、会社の信頼や発展を大きく左右する。 今回の経験を持ち帰って後輩への育成や自己のさらなる成長につなげて欲しい」と、今後の活躍を期待する激励の言葉が贈られました。
実技試験の様子

高い技術・知識が評価された首都圏地区代表が優勝

湘南営業所の佐藤メカニック
実技試験では、お客様から「モニター上にエンジン関連異常が表示されている」という電話を営業所で受け、 メカニックが修理に向かうという設定で行われ、トラブルシュートと一連の顧客対応が審査されました。 課題車両は「Cat 312E」油圧ショベルで、提示された条件や実機を確認するだけでなく、 お客様との対話の中で次のステップに進むことができる仕掛けもありました。 60分以内に機械に生じている課題の解決や車両点検、お客様への作業報告まで、日ごろ培ってきた技術やスピードとともに、 接客態度や安全作業への配慮なども評価ポイントになりました。

 筆記試験は、エンジンやバッテリーなど技術的な内容から、安全やコストに関する問題まで、幅広く100問が出題されました。 この日のために各地区では独自に勉強会が行われるなど、地区からの期待も背負い、真剣な表情で臨んでいました。

 今年から新たに追加された面談試験では、修理に訪問した先の社長と急遽面談することになった、という設定で、 客観的に事実を正確に伝える報告力や提案力、お客様との良好な関係を継続するための回復力など、総合的に評価を行いました。 面談の審査担当者が「お客様への提案内容も優れており、なにより真心を込めた接客に心を打たれる場面が多々あった」 とコメントするくらい、出場者たちのハイレベルな戦いとなりました。

コンテスト概要

 1.開催日程:2017年9月5日(火)
 2.会  場:秩父ビジターセンター
 3.コンテスト内容:筆記・実技・面談試験を行い、それぞれ100点満点で評価し、その合計点数を競う。
   ・筆記試験(60分) ペーパーテストによる知識力評価 100問
   ・実技試験(60分) 実機を使った点検整備、トラブルシューティング能力評価(使用機種:油圧ショベル「312E」)
   ・面談試験(20分) お客様に対する報告/提案/折衝能力評価(ロールプレイング方式)
4.参加要件:
   ・「2017年上期日本キャタピラーメカニック共通テスト」において70点以上の得点者(推奨)
   ・各地区からの推薦(年齢、経験年数は不問、メカニックとしての能力に総合的に優れた者)

コンテストの様子

実技試験の様子1
実技試験の様子2
面談試験の様子
日本キャタピラーでは、メカニックの育成と顧客満足の向上を図り、今後もこのようなコンテストを毎年開催する予定です。


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